米Googleは2月24日、検索アルゴリズムの大幅な改良を明らかにした。検索クエリーの11.8%に大きな影響を及ぼすという。まず米国で導入し、その後ほかの地域にも拡大する予定だ。
同社は今回の変更の目的について、質の低いサイトの検索順位を下げるためのものと説明している。質の低いサイトには、ユーザーへの付加価値が低いもの、ほかのサイトのコンテンツのコピー、あまり役に立たないサイトなどが含まれる。
一方で、オリジナルのコンテンツや、調査、掘り下げたリポート、徹底した分析などの情報がある質の高いサイトの順位は高くなるという。
「大きな改善を加えれば、多くのサイトに影響が出ることは避けられない。順位が上がるサイトがあれば、下がるサイトも出てくるのは必然だ。Googleは世界中のすばらしいサイトが作り出す質の高いコンテンツに依存しており、健全なWebのエコシステムを推進する責任がある。従って、質の高いサイトに報いることは重要だ。今回の変更はまさにそれだ」と同社は述べている。
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