PlayStation Networkから7700万人分の個人情報が流出した問題で、ソニーのハワード・ストリンガーCEOは5月5日付けでユーザーに謝罪するコメントを発表した。ストリンガーCEOが個人情報流出問題でコメントするのは初めて。
コメントは英文でPlayStation公式ブログに公開した。
ストリンガーCEOは「情報流出がユーザー全員を失望させたことは知っている」とし、現在は全力を挙げて原因の調査とセキュリティの強化、サービスの再開に取り組んでいるとした。米国ではPlayStation NetworkとQriocityユーザー1人当たり100万ドルの個人情報漏えい保険を含む対策を開始、他地域も順次対策を発表するとしている。
ストリンガーCEOは「この数カ月、ソニーは巨大な地震と津波に直面してきたが、現在は人が起こした事件、われわれとユーザーの皆さまに対する犯罪的な攻撃に直面している」として、米連邦捜査局などと連携して対応しているとしている。
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