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キヤノン、毎分60枚読み取り可能なコンパクトA4スキャナを発表

» 2011年08月10日 19時52分 公開
[本宮学,ITmedia]

 キヤノンマーケティングジャパンは8月10日、キヤノン電子の業務用ドキュメントスキャナの新製品「imageFORMULA DR-M160」(DR-M160)と「imageFORMULA DR-M140」(DR-M140)を発表した。標準価格はDR-M160が18万円、DR-M140が11万9000円(ともに税別)。9月上旬から順次発売する。

photophoto 左から、DR-M160、DR-M140

 DR-M160は、カラー・モノクロともに毎分60枚(A4縦、200dpi時)の高速読み取りが可能なドキュメントスキャナ。給紙トレイやペーパーガイドを強固にしたことで堅牢性を向上させたほか、普通紙からプラスチック製カードまで、さまざまな種類の用紙の読み取りに対応させた。また、重送と検知された場合にもスキャン継続の指示ができる「DFR(Double Feed Release)」にも対応した。

 読み取り速度は片面60枚/分、両面120枚/分(ともに200dpi時)。本体サイズは280(幅)×250(奥行き)×230(高さ)ミリ。重量は約3.2キロ。

 DR-M140は、キヤノン電子のコンパクトスキャナ「DR-2580C」の後継機種。本体サイズが313(幅)×181(奥行き)×93(高さ)ミリという小型モデルながら、カラー・モノクロともに毎分40枚(A4縦、200dpi時)の読み取りに対応した。また、imageFORMULAシリーズの特長である前面排紙(Uターンパス)だけでなく、背面排紙(ストレートパス)への切り替えにも対応している。

 読み取りサイズは片面40枚/分、両面80枚/分(ともに200dpi時)。本体重量は約2.6キロ。

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