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iPhoneを海外で使う時の“落とし穴”IT4コマ漫画

» 2012年10月26日 10時00分 公開
[有江敬寛,IT向上委員会]

(このコンテンツは「有江's IT4コマ漫画 【IT向上委員会】」からの転載です。一部を変更しています。)

iPhoneを海外で使う時の落とし穴

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 こんにちは、有江です。日本で契約したiPhoneをそのまま海外に持っていっても、その国で携帯電話サービスを提供している通信会社に自動的に接続されるため、すばらしく便利です。しかし料金体系が日本国内とは全く異なりますので、海外へ持っていく前にしっかりと確認しておきましょう。

注意1:海外では電話に出た方も有料

 海外でiPhoneに電話がかかってきた場合、着信しただけでは料金は発生しませんが、それに出てしまうと料金が発生します。料金はキャリアや滞在国によって異なりますが、例えばソフトバンク端末を米国で使った場合、その料金は1分当たり175〜250円です。

 これは一言でいうと「通話応答料」なのですが、ソフトバンクの資料ではこれを「着信料」と呼んでいます。着信しただけでは無料なのに「着信料」とは、誤解を生みやすい言い回しだと個人的には思います。

注意2:“パケ放題”の契約は国内のみ、海外は別料金

 パケット定額サービスに入っていると、いつでもどこでも定額でネットを使えそうな気がしますが、それも日本国内だけの話です。海外での使用に関しては、キャリアごとに海外専用のパケット定額サービスが用意されており、料金はソフトバンク、KDDIともに1日当たり1980〜2980円です。

 ちなみに、パケット通信料が高額になりすぎて、支払い困難または支払い不能に陥っている状態を俗に「パケ死」と呼びます。皆さまも、海外渡航中に知らないうちに「パケ死」してしまわぬようお気をつけください。では、また次回をお楽しみに。

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有江敬寛 ケーティーコンサルティング専務取締役。ITに携わる全ての人のITスキル向上を目的として「IT向上委員会」を設立、委員長を務める。現在ワコムのペンタブレット「WACOM Bamboo Comic」とセルシスの漫画制作ソフト「Comic Studio Pro」を利用して「IT4コマ漫画」を執筆中。


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