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Logic Pro Xがテクノ、ヒップホップ向けバージョンアップ、操作性も向上

» 2015年01月22日 10時28分 公開
[松尾公也,ITmedia]

 Appleの音楽制作ソフトLogic Pro Xがバージョン10.1にバージョンアップした。10.0のユーザーはApp Storeで無償アップデートできる。

 今回は指定したスペースを人間らしいドラミングで埋めてくれるDrummerの新たなパーソナリティとしてエレクトロやヒップホップなど10人が追加。ドラムグループもこのジャンル向けにコントロールできるようになった。電子ドラムキットをカスタマイズできるDrum Machine Designerプラグインも追加されている。

 「ノートリピート」「スポット消去」もクラシックなドラムマシン風なビート作成が可能。全般的に、エレクトロ、ヒップホップ系に強化されている。

photo iPadをコントロールサーフェスにすればドラムマシン打ち込みがさらに容易に

 操作面では、オートメーションをトラック単位だけではなくリージョン単位でかけられるようになった。つまり、オートメーションをリージョンにエンベッドできる。オートメーションの微調整用「相対」「トリム」モードも追加されている。

 ピアノロールエディタでは、新しいブラシツールにより、スケールに沿ったり、ランダムなノートを連続で追加できるようになっている。

 OS対応では、YosemiteのMail DropとAirDropに対応。異なるマシン間でのプロジェクト共有が容易になっている。

 Logic Pro XのApp Storeでのダウンロード価格は1万9800円。

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