米Microsoftは3月18日(現地時間)、Visual Studioや.NETのデフォルトビルドエンジンである「Microsoft Build Engine(MSBuild)」をGitHubで公開したと発表した。昨年4月に発表した.NET関連プロジェクトのオープンソース化推進組織「.NET Foundation」に寄与した。
MSBuildはXMLフォーマットで記述できるアプリケーション構築環境。コードのビルド、テスト、パッケージングに使える。例えば、同社が昨年11月にオープンソース化した「.NET Core」のライブラリとランタイムのプロジェクトのビルドで利用できる。
今回オープンソース化したMSBuildは、現在コミュニティーテクニカルプレビュー(CTP)段階にある「Visual Studio 2015」に含まれるMSBuildと異なる部分があるが、今後統一される見込みという。
また、MacおよびLinuxのサポートも間もなく行われるとしている。これが実施されれば、開発者はMacやLinuxで.NETアプリを構築できるようになる。
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