米Intelは3月21日(現地時間)、元会長兼CEOのアンディ・グローブ氏が亡くなったと発表した。79歳だった。死因は公表されていないが、同氏は長くパーキンソン病を患っていた。
グローブ氏は、ロバート・ノイス氏とゴードン・ムーア氏が1968年に立ち上げた同社の3番目の社員。1979年に社長に、1987年にCEOに就任し、1997〜2005年に会長を務めた。
同社のブライアン・クルザニッチCEOは発表文で「アンディは何度も不可能を可能にし、幾世代もの技術者、起業家、ビジネスリーダーに影響を与えた」と語った。
同氏はハンガリー出身のユダヤ系米国人。ナチス・ドイツの迫害を生き延びて20代で米国に移民し、カリフォルニア大学バークレー校で化学工学の博士号を取得した。
グローブ氏率いるIntelと深くかかわった米Appleのティム・クックCEOは、「アンディ・グローブはテクノロジー業界の巨人の1人だ。彼は米国を愛し、アメリカンドリームの典型を示した。安らかに」とツイートした。
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