米Dellのマイケル・デル会長兼CEOは5月2日(現地時間)、米EMCがラスベガスで開催中の「EMC World 2016」の基調講演に登壇し、EMCの買収完了後の社名を「Dell Technologies」にすると発表した。
Dellは2015年10月にEMCを約670億ドルで買収する発表した。完了は2016年5月〜10月の見込みだ。
基調講演では、EMCで2001年からCEOを務めるジョー・トゥッチ会長兼CEOがまず講演し、同氏の紹介でデル氏が登壇した。
デル氏は、Dell TechnologiesはDell、EMC、VMware、Pivotal、SecureWorks、RSA、VCEというポートフォリオを持つ総合的なエンタープライズ企業になると説明した。「Hewlett-PackardがHewlett Packard EnterpriseとHPに分社した今、これだけの総合企業は当社だけだ」とデル氏は語った。
企業名はDell Technologiesになるが、クライアント向けサービスは「Dell」ブランドで、エンタープライズ事業は「Dell EMC」ブランドで提供していく計画という。
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