米Microsoftは9月25日(現地時間)、ビジネスリーダーおよびインフラ運用管理者向けイベント「Microsoft Ignite」をフロリダ州オーランドで開催し、「Microsoft 365」の新しいプラン「Education」と「F1」を発表した。
Microsoft 365は、同社が7月に発表した「Office 365」と「Windows 10」をまとめて購入できる企業向けサービス。8月の提供開始段階では、大企業向けの「Enterprise」とSMB向けの「Business」の2プランのみだった。
「Education」は、文字通り教育機関向けのMicrosoft 365。「Office 365 for Education」、「Windows 10」、「Enterprise Mobility + Security」、「教育版マインクラフト」がパッケージになっている。
「F1」は、カスタマーサービスやサポート担当など、企業と顧客の接点となる「firstline」(最前線)で働く顧客が対象。旧「Enterprise K1」プランだ。「StaffHub」を含む「Office 365 F1」、「Windows 10」、「Enterprise Mobility + Security」で構成される。
Microsoftはまた、非営利団体向けプラン「Microsoft 365 for NonProfits」も提供すると語った(こちらについての詳細は不明)。
同社はさらに、最前線で働く顧客向けにハードウェアのOEMパートナーであるHP、Lenovo、Acer、富士通による「Windows 10 S」端末を年内に提供開始することも発表した(別記事)。
2018年1月には、Lenovo、HP、パナソニック、東芝、富士通が業務PC自動設定位ツール「Windows AutoPilot」をサポートすることも発表した。
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