スタートトゥデイがZOZOSUITの予約受け付けを開始したのは17年11月22日。受付から10時間で23万件の予約があったと発表して話題になった。
当初は11月下旬の発送を予定していたが、同年12月5日に「想定以上の予約があった」として、予約者に配送の遅延を告知・謝罪。なお11月30日には、独自ブランド「ZOZO」についても「諸事情により開始が若干遅れている」と前澤社長自身がTwitterに投稿した。
18年1月31日、発送を開始したと発表した。ただし、予約数に対して生産数が追い付かない状況で、スタートトゥデイは「17年11月に予約したユーザーには配送まで最長6カ月、12月以降に予約したユーザーには最長8カ月かかる」と告知した。
3月現在の発送状況について前澤社長は「数は言えないが、生産がすごく大変なのは事実だ。急いで作り、急いでお届けしている最中」と話す。ネット上では一部ユーザーから「YouTuberなど著名人しか受け取っていないのでは」と疑問の声が上がっているが、「(一般のユーザーにも)届けている」と否定した。
多くのユーザーが到着を待つZOZOSUITだが、「これが最終版ではない」と前澤社長は言う。「あらゆることを研究し続けているので、どんどんコストも下がるし、もっと便利になる」(前澤社長)。今後はソフトウェアのアップデートと、スーツそのもののアップデートの両軸でZOZOSUITを改良するという。
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