RFレンズはフォーカスリングやズームリングに加えても1つリングが追加されている。これにも機能を割り当て可能だ。露出補正なりISO感度なり、自分にとって使いやすいものを割り当てると良い。
じゃあ、一眼レフ用のEFレンズを付けたときはどうか、というと、コントロールリング付きのマウントアダプターが用意されているのである。簡素なアダプターに比べて価格は高くなるが、どのレンズでもリングを使えるのは良い。
しかもコントロールリングが根本にくるので回しやすい。絞り値を割り当てたくなるくらい。
低価格なコントロールリングなしのマウントアダプターもあるが、ここはリング付きを買いたいところだ。
さらに発売はあとになるが、フィルター内蔵マウントアダプター(C-PLフィルターと可変式NDフィルター)も用意される。どのEFレンズでもC-PLやNDフィルターを付けられるというのは素晴らしい。アイデア勝利といっていいだろう。
このあたりはすごく感心する。さすがキヤノン。
背面にも新たな操作系が追加された。
左右に細長いタッチパネル式のマルチファンクション(M.Fnバー)。指をスライドさせるという操作でISO感度なり露出補正なり、設定した操作ができる。
ファインダーを覗いたままさっと操作できるアイデアだが、思わず触ってしまったり、メカニカルなダイヤルと違い、目的のところでぴたっと止めるのが難しかったりするから慣れる必要はあるだろう。
前後の電子ダイヤル、レンズのコントロールリングに次ぐ第4の操作系として根付くかどうかがポイントだ。誤操作を防ぐためにまず長押ししてオンにするって機能がある時点で微妙さは拭えない。
個人的には再生時に画像の拡大縮小に割り当てられたらいいのに、と思ったがそれはできなかった残念。
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