「Pixel 3」がGoogleストアから届いてから約3週間一緒に過ごしてきました。親しみと満足感がじわじわと高まっております。
もともと、仕事でGoogle関連の記事を書くことが多いので、OSアップデートやGoogleの新サービスの到来が最速な端末を使うようにしているというのがPixel 3購入の主な理由でした(だから古くなっても「Nexus 5X」を使い続けていました)。
正直なところ、デザインには期待していなかったのですが、ベゼル幅や縦横比(ディスプレイではなくて本体の)、重量(軽く感じる)のバランスが持ちやすく、見た目もいい感じです。「Essential Phone」もかなり気に入ってましたが、Pixel 3と並べてみると、横幅が広いので、ちょっとどんくさそうに見えます。
今はGoogle純正のMoon Pinkのケースを付けています。電車の中でかわいいJKにじーっと見られたことが1度ならずあり、ちょっと嬉しい(おっさんか)。ちなみにガン見してくれたJKの1人が持っていたのは多分「iPhone X」でした。
私の知り合いの中ではかなりファッションセンスの高いヘアサロンの店長(ずっとiPhoneユーザー)は、次の予約を入れようとバッグから出したPixel 3を見て「なにそれ?」と言うので「最新のAndroidなんですよー」と説明したら「わー、Androidっぽくなーい」とおっしゃいました。喜んでいいのやら。
せっかくJKに注目されるオリジナルケースですが、布製でいつのまにか(多分落っこどしたとき)角の部分がすれてしまったので、ようやく出始めた透明ケースに変える予定です。透明なら本体の上品な「Not Pink」色も見えるし。
写真にあまり興味がなく、撮影も下手(ここで掲載している写真を見ていただければお分かりかと)なのですが、それでもPixel 3の写真のきれいさや高機能さは実感します。薄暗いレストランで撮影しても結構おいしそうに撮れます。出されたお皿はすぐに食べたいので、いつも撮影はほとんど設定を変更せずにシャッターボタンを押すだけですが、この「鶏もも肉の香草ソース」もくっきりはっきり、おいしそうですよね?(構図がだめなのは私のせいです。)
薄暗い場所でも手ブレしません。
「夜景モード」はなんだか不思議です。暗いはずなのに明るい。薄暗いクラブなどで大好きな仲間と一緒のところを(フラッシュたかずに)記念に残したい、というようなリア充な目的にぴったりだと思います。あとは夜道で出会った猫を驚かさずに撮影するとか。遠くの方の町の灯りもきれいに残るので、広い夜景もありです。でも、これからの季節、クリスマスイルミネーションを撮るのに使うのは間違いだと思います。
ポートレートもシングルカメラなのに、ちゃんと撮影できます。しかも後からボケが調整できるし。
Pixel 3って、背面カメラは1つで、前面のセルフィー用カメラはデュアルなんです。ボケはデュアルにしなくてもAIでなんとかなるけど、セルフィーを撮影する範囲は撮る人の腕の長さに制約されます。AIで腕を伸ばすことはできないので、広角レンズを付けたわけなんでした。Pixel 3をくいくいっと2回ひねるとセルフィーモードになり、画面を2回タップするとぎゅーんとカメラが遠のき、撮影範囲が広がるのが面白いです。家族とセルフィーを撮るのが楽しくなりました。
Pixelのカメラ機能については荻窪圭さんのレビューをお勧めします。なお、こちらに掲載した写真は写真編集ツールでサイズを大幅に圧縮しています。
付属する「Google Pixel USB-C イヤフォン」の翻訳機能とか着信メッセージの読み上げ/返信機能とか、その他の便利(でちょっと不気味)なAI機能についてもご紹介したかったのですが、長くなっちゃったので別の機会に。
カメラで映した対象について教えてくれる「Googleレンズ」についても自慢しようと思いましたが、他のAndroid端末でも使えるようになったし。でも、ぎゅっと握ってGoogleアシスタントを起動し、画面のGoogleレンズアイコンをタップするという2ステップでGoogleレンズを使えるのはPixel 3だけです。
とにかく、日本ではあまり売れていないPixel 3ですが、使っているうちにじわじわ買って良かったという思いが強まる今日このごろです(Googleさんからは何ももらっていません。製品はいつも自腹で購入しています)。
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