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Google、「Allo」は2019年3月に終了、「Duo」は存続、一般向け「ハングアウト」は2つに分割と説明

» 2018年12月07日 08時39分 公開
[佐藤由紀子ITmedia]

 米Googleは12月5日(現地時間)、チャットやメッセージングなどのコラボレーションサービスの今後について公式ブログで説明した。

 現在同社は一般向けコラボレーションツールとして、2013年にリリースした「ハングアウト」2016年にリリースしたAI bot入りメッセージングアプリ「Allo」とビデオチャットアプリ「Duo」Android向けのRCSメッセージングアプリ「メッセージ」を提供している。

 Alloは4月に予告した通り、その主な機能をメッセージに統合し、開発を終了する。Alloのサポートは2019年3月に終了する。ユーザーはヘルプページを参考に、Alloのデータをエクスポートできる。

 allo 1 AlloはiOSアプリもある

 Duoはこのまま存続する。

 一般向けハングアウト(社内では「Classic Hangout」と呼んでいる)については、「ハングアウトChatとMeetはG Suiteユーザーのためのチームコラボレーションツールだが、今後現行のハングアウトユーザーも利用できるようにする」としている。分かりにくいが、つまり、一般向けハングアウトも企業向けと同様に、チャットアプリのハングアウトChatと動画チャットアプリのハングアウトMeetに分割するということのようだ。

 つまり、Googleのコラボレーションツールは、メッセージ、Duo、ハングアウトChat、ハングアウトMeetの4つに集約するということだ。

 allo 2 左から、メッセージ、Duo、ハングアウトChat、ハングアウトMeetのロゴ

 「一般ユーザー向けではメッセージとDuoに、チームコラボレーションではハングアウトChatとハングアウトMeetに再度フォーカスし、よりシンプルで統合されたコミュニケーション体験を皆さんにお届けしていく」という。

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