2019年4月1日11時40分、平成に次ぐ新元号「令和」が発表された。ほとんどを西暦で過ごしている筆者が困るのは、全てを元号で表す役所や一部メディア。西暦と併記してくれれば良いのだが、平成XX年とかだと直感的に理解できない。以前はWeb検索で調べたり、以前はスマートフォンの元号西暦変換アプリで変換したりしていたが、現在最も手軽なのは、音声アシスタントに聞くことだ。
政府発表の直前である10時頃、Siriに2020年の元号を聞くとこう答えてくれた。
「西暦2020年は平成何年?」
Siri:「すみません、来年の元号はわかりません。でも、指示していただければ、webで検索することができます」
「平成の次の元号は何?」
Siri:「新しい元号については、日本政府のホームページなどでご確認ください」
そして迎えた11時40分。菅官房長官による発表で、新元号は「令和」と決まった。
すぐにSiriに聞いてみる。
「西暦2020年は令和何年?」
当然だが新しい元号を認識してくれない。さて、アップデートされるのはいつか? 確認したらこのページで改めて報告したい。
Googleアシスタントは対応が早かった。
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