米Googleは5月14日(現地時間)、オンラインで開催の「Google Marketing Live」で幾つかの新たな広告の取り組みを発表した。
「Discover」は、Android端末のGoogleアプリのページに表示されるユーザーにパーソナライズされた各種情報を提供する“情報拠点”(Googleの説明より)。昨年9月に「フィード」から改称された。
これまで広告は表示されなかったが、年内にユーザーにパーソナライズされた画像付き広告が表示されるようになる。この「Discovery広告」はDiscoverだけでなく、YouTubeのホームフィードとGmail Promotions、Socialタブにも表示される。
「ショーケース広告」は関連する複数の商品がグループ化された広告。Google検索およびGoogleショッピングの検索結果に表示される(日本ではまだ表示されない)。
このショーケース広告が、Google画像検索、Discover、YouTubeでも表示されるようになる。
現在はシンプルな検索ページのようなデザインのGoogleショッピングのトップページに、パーソナライズされたお勧めカードやショッピングカートアイコンが追加される。検索結果に青い「カートに追加」ボタンが表示される商品は、Googleから直接購入できる。つまり「Google Express」(日本では提供していない)がGoogleショッピングに統合される形だ。
Googleは直近の業績発表で、同社の収益の約85%を占める広告の売り上げが鈍化していることを明らかにしている。
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