米Facebookは5月14日(現地時間)、「ライブ動画」での“最も深刻なポリシー”に違反した場合は警告なしの1ストライクでFacebookの使用を一定期間(例えば30日間)禁止すると発表した。“最も深刻なポリシー”が具体的に何を示すのかは不明。
3月に発生したニュージーランドのクライストチャーチでの銃乱射犯が、ライブ動画で犯行をリアルタイムで実況した問題を受けての対策だ。
これまでは、ライブ動画も一般投稿と同様、コミュニティ既定に違反したコンテンツは非表示にし、投稿者が違反を繰り返した場合は一定期間Facebookの利用を禁止し、ライブ動画を利用できなくしていた。場合によっては、Facebookから完全に排除した。
同社はまた、動画関連の問題に対処するための技術を開発するために、メリーランド大学、コーネル大学、カリフォルニア大学バークレー校との研究開発に750万ドルを投資することも発表した。
Facebookは翌15日、ニュージーランド政府が発表したネットでの暴力と戦う誓約「Christchurch Call」に賛同した。
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