米Amazon.com傘下のゲーム実況サービスTwitchは11月12日(現地時間)、8月にクローズドでリリースしたPC用ブロードキャストアプリ「Twitch Studio」のβ版を誰でもダウンロードできるようにしたと発表した。Windows 7以降で利用できる。Mac版も開発中という。
ガイド付きセットアップ画面やカスタマイズ可能なテンプレートがあり、ブロードキャスト経験がないユーザーでも簡単にキャストできるようにしたとしている。8月のクローズドβに対するフィードバックに基づいてさらに改善した。
Twitchは2011年からゲーム実況サービスを提供する、この市場の先駆者的存在だが、米Microsoftや米Googleがそのシェアを奪おうとしている。
8月にはTwitchの人気ストリーマー、「Ninja」ことタイラー・ブレヴィンス氏がMicrosoftのMixerに拠点を移し、別の人気ストリーマー、マイケル・“シュラウド”・グジェジーク氏も10月、その後を追った。
Googleが11月19日に14カ国で開始するゲームストリーミングサービス「Stadia」は、Google傘下のYouTubeで簡単にブロードキャストできるようになる。Stadiaには、マルチプレーヤーゲームのブロードキャストを視聴しているユーザーが途中からゲームに参加する「Crowd Play」機能などがある。
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