米MicrosoftがWebメール「Outlook.com」をPWA(Progressive Web Apps)に対応させた。米The Vergeなどが11月26日(現地時間)に報じた。筆者の環境でもChromeブラウザからPWAとしてインストールできた(方法は後述)。
PWAは、米Googleが中心となって取り組んでいる、Webアプリの進化系のようなもの。Googleの説明では、「ウェブとアプリの両方の利点を兼ね備えたアプリです。ブラウザのタブで表示してすぐに利用することができ、インストールの必要はありません」となっている。Webアプリをモバイルアプリのようにデスクトップにインストールでき、オフライン動作やプッシュ通知などを含むアプリの操作を、Webブラウザを開かずに行える。
Microsoftは昨年2月、将来の「Windows 10」のアップデートでWebブラウザ「Edge」でPWAを使えるようにするという計画を発表している。
Outlook.comをPWAとしてインストールするには、Chromeなどの対応するWebブラウザでOutlook.comを開いてサインインし、画面右上の縦の[・・・]をクリックして表示されるメニューで『「Outlook」をインストール』をクリックし、「インストール」をクリックするだけ。
これでデスクトップにOutlookのショートカットが追加される。これをタスクバーに追加しておけば、通常のアプリと同様に1クリックで開ける。
現在の公式バージョンのEdgeは、Outlook.comのPWAとしてのインストールに対応していないが、来年1月15日リリース予定のChromium対応Edgeでは対応する見込みだ。
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