任天堂は1月9日に配信した動画「ポケモンダイレクト」の中で、「ポケットモンスター ソード・シールド」の有料追加コンテンツ第1弾「鎧の孤島」と第2弾「冠の雪原」を発表した。「鎧の孤島」は6月末までに、「冠の雪原」は秋までに配信予定としている。両方を利用するためのパス「エキスパンションパス」を、2980円(税込)で1月10日に発売する。ソード向けとシールド向けの2種類があり、出現する野生ポケモンや登場人物が一部異なる。
有料追加コンテンツでは、「ヨロイじま」や「カンムリせつげん」といったガラル地方の新たな舞台を旅する。「ソード・シールド」ではこれまで、過去作の多くのポケモンが実装されないままになっていたが、各舞台で約100種類、計200種類以上の過去作ポケモンがエキスパンションパスに登場するという。
動画には「ファイアロー」「ガブリアス」「キングドラ」「フシギバナ」「リザードン」「カメックス」などが映った他、「冠の雪原」では過去作の伝説ポケモンが全種類登場することが明言された。エキスパンションパスの公式ページには、「ジバコイル」「ラッキー」「ゾロア」「デデンネ」「ルリリ」「ウルガモス」「ルガルガン」「ダンバル」「ニドリーノ」「エレキッド」「クロバット」「アマルルガ」「トドグラー」「フリージオ」が掲載されている。
過去作ポケモンの他に、新たな伝説ポケモンとして鎧の孤島に「ダクマ」「ウーラオス」(ダクマから進化)、冠の雪原に「バドレックス」が登場する。
新たなリージョンフォームのポケモンとしては「ヤドン(ガラルのすがた)」が登場。鎧の孤島で手に入るアイテムで「ヤドラン(ガラルのすがた)」、冠の雪原で手に入るアイテムで「ヤドキング(ガラルのすがた)」に進化する。
また、同作の御三家ポケモンである「ゴリランダー」「エースバーン」「インテレオン」が、ソード・シールドのバトルギミックである「キョダイマックス」を使えるようになる。新たな伝説ポケモンのウーラオスは2つのキョダイマックスのすがたを使える。
エキスパンションパスの実装に先立ち、ソード・シールドも無料のアップデートを行う。これにより、エキスパンションパスを購入していなくても、エキスパンションパスに登場するポケモンを交換で手に入れられるようになる。サーバ上にポケモンを預けておける「Pokemon HOME」を通じて、過去作ゲームからもエキスパンションパスに登場するポケモンを連れてこられるようになる。Pokemon HOMEは2月にサービス開始予定で、ダウンロードは無料だが一部のサービスは有料だという。
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