まずは料理。絞り優先で。AWBの「WBオート 電球色残し」はデフォルトでオンになっているが、これは悩ましいところ。オフにすると白をきっちり白に合わせてくる。きっちり合わせられてもなあ、ってこともあるのでなかなか難しい。
さらにボケを楽しむ感じで。
あとはまあ、E-M5 Mark IIからの進化点としては、端子がmicroUSBではあるものの、やっとUSB充電に対応した、動画が4K対応したことくらいか。
上位モデルを上回る新機能をふんだんに……というような下剋上的な面がないのはちょっと残念だが、ミラーレス一眼としての完成度が高くて安心して使える。
電源スイッチが左肩で使いづらい、という人には、Fnレバーを電源スイッチに(これなら右手親指で簡単にオンオフできる)なんてオプションもあるなどカスタマイズの幅は広い。
正直なところ、OM-Dは新しくなるたびに高性能になるけど同時に大きく重くなっているのが気になっていたので、E-M5 Mark IIIで50グラムも軽量化し、なおかつオリンパスの良さである防塵防滴と超強力な手ブレ補正は健在だったのでほっとしている。
機能面で特筆すべきことはあまりないのが残念だけれども、このOMっぽいとんがり屋根デザインが気に入ったなら(個人的には好き)、小さくて軽くて手ブレ補正が超強力で撮れる絵も安定してる、実用性に秀でたカメラとしてお勧めしたい。
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