日本マイクロソフトのチャットbot事業を分社化した新会社・rinna(東京都渋谷区)は8月21日、“元女子高生AI”をうたうチャットbot「りんな」などの事業を引き継ぎ、業務を開始したと発表した。今後もチャットbotの研究開発を進め、日本で要望の多かったカスタマイズのサービスなどを提供する。
同社はチャットbotの研究開発に加え、りんなの活用を希望するゲーム、自動車、介護業界などの企業を開拓。りんななどのAIキャラクタービジネスを本格化するという。
日本マイクロソフトは2015年8月、チャットbot全般のブランドとしてりんなをリリース。ユーザーがりんなに話しかけると、女子高生のような答えを返すLINEやTwitterの公式アカウントなどを開設した。2018年にはりんなを活用したマーケティング支援サービス「Rinna Character Platform」の提供を開始。りんなの登録ユーザー数は約830万人に上る(2020年8月時点)。
米Microsoft、日本MSの「りんな」を含むチャットbot事業を分社化
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