リード エグジビジョン ジャパン主催の「第1回 量子コンピューティングEXPO【秋】」(幕張メッセ)が10月28日に開幕した。出展社はblueqat社、英Cambridge Quantum Computing、東北大学発ベンチャーのシグマアイなど10社。量子コンピュータビジネス専門の展示会としては日本初という。会期は30日まで。
量子アニーリングを提案した東京工業大学の西森秀稔特任教授、大阪大学の藤井圭佑教授、慶應義塾大学量子コンピューティングセンター長の山本直樹教授、東北大学量子アニーリング研究開発センター長の大関真之准教授が展示についてアドバイスを行ったという。
出展しているのは、量子コンピュータを利用できる開発環境「blueqat」を手掛けるblueqat社(旧MDR、東京都文京区)、blueqat社とともに量子アニーリングを使ったシミュレーションなどを行うCliffhanger(東京都港区)、量子コンピュータ活用サービスを展開するザイナス(大分市)、東北大の大関真之准教授率いる量子ベンチャーのシグマアイ、量子暗号デバイスの販売やプログラミング環境を展開する英Cambridge Quantum Computing、量子コンピュータを製造する米Honeywell International、量子計算のソフトウェア開発などを手掛けるQunaSys(東京都文京区)、国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)、QunaSysやNICTとともに量子コンピュータ活用を模索する凸版印刷、ノイズの少ない超電導素子などを手掛けるエヌエフ回路設計ブロック(横浜市)の10社。
28日から30日まで開催する「第1回 AI・人工知能EXPO【秋】」「第1回 ブロックチェーンEXPO【秋】」との併催。
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