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» 2020年12月25日 08時00分 公開

Googleさん:新型コロナウイルスに覆われた2020年をGoogleさんと振り返る (1/2)

Appleと協力した新型コロナ曝露通知APIから「Pixel 5」まで、Googleの2020年を振り返ります。

[佐藤由紀子,ITmedia]

 今年もあと少しなので、この連載「Googleさん」で、Googleの1年を振り返ってみます。何しろ手広くやっている会社なので、網羅はできませんが、気になったことをいくつか。

 googlesan

Googleさんとコロナ

 今年を振り返るのに無視できないのは新型コロナウイルス感染症(COVID-19)です。

 私が最初に書いた新型コロナ関連記事は、1月31日付の「Google、新型コロナウイルス対策でWHOと協力」でした。ダイアモンド・プリンセス号での感染が報じられる前で、まだどこか他人事のような気がしていたように思います。

 Googleは、3月には非正規雇用者のための「COVID-19基金」を設立し、情報まとめサイトも公開。

 そして4月、あの「曝露通知アプリAPI」をAppleと共同で発表しました。いつもはあまり仲良しでもない両社のCEOが同時にツイートで発表したのが印象的でした。トップダウンではなく、GoogleとAppleのエンジニアがタッグを組んだというのも、かっこいいなぁと思いました。

 このAPIを使った曝露通知アプリ「COCOA」が日本で公開されたのは6月19日。私もインストールし、今184日目です。人混みを歩いた後しばらくは、アプリで確認するのが怖いけど、今のところ接触の通知はもらっていません。

 cocoa 外出した後はしばらく、びくびくしながら開く画面

 Googleのヘルプページによると、現在50の国、地域、州がAPIを採用しているそうです。

 Googleはまた、11月に「COVID-19感染予測(日本版)」を公開しました。今のところ、ありがたくない右肩上がりな予測です。これを見て多くの人が行動を律することで、予測が外れてしまうといいのですが。

 hosoku 「COVID-19感染予測(日本版)」の東京都予測

 Google自身もコロナの影響を大きく受けており、3月初旬から従業員に在宅勤務を奨励し、7月の時点で2021年6月末まで在宅でということにし、最近の報道によると、オフィスへの復帰を9月まで延期し、その後も新しい日常として、週に3日オフィスに出て、残りはリモートワークというハイブリッドモデルを実験していくことになったようです。

 コロナでリモートワークが普及したおかげで、ビジネスツールは好調でした。「G Suite」あらため「Google Workspace」を擁するクラウド部門の第3四半期の売上高は45%増。ところでGoogleの名称変更には結構泣かされます。WorkspaceもFacebookの「Workplace」とごっちゃになりそうで、G Suiteの方が良かった。

 workspace Google Workspace
 workplace Workplace by Facebook
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