NECは1月5日、企業や官公庁の情報システム管理者向けにサイバー攻撃対策のオンライン講座の受講申し込み受付を始めた。価格は20万円(税別)。講座日程は2日間で、1月21日以降に順次開催する。
講座の名称は「実践!サイバーセキュリティ演習-インシデントレスポンス編-」。サイバー攻撃の発見から対処方法の他、再発防止策などを盛り込んだ報告書の作成まで一連の流れをWeb会議ツール「Zoom」で学べる。受講の専用ソフトウェアは不要。
受講者は講師の講義を自宅などから視聴しつつ、演習時にはクラウド上に構築された企業や組織の情報システムを模擬した演習環境を使用し、攻撃痕跡の調査や対策、講師から出題される問題への回答などを行う。
コロナ禍でサイバー攻撃が巧妙化し、テレワーク環境を狙ったサイバー攻撃が発生していることを踏まえたサービス。NECは今後もセキュリティ人材の育成に取り組むとしている。
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