パーソルグループのパーソルテンプスタッフ(東京都渋谷区)は1月20日、同社の人材派遣サービスを利用する企業に、派遣スタッフの在宅勤務に必要なPCや通信機器を無償で貸し出すと発表した。在宅勤務の推進で、感染症対策や派遣スタッフの雇用維持を目指す。
貸し出しの対象は、8日に緊急事態宣言が発令された1都3県(東京都、埼玉県、千葉県、神奈川県)で、自宅で働くスタッフを派遣するサービス「りもーとテンプ」を申し込んだ企業。貸し出す機器は在宅勤務用のノートPCとモバイルWi-Fiルーター。貸し出し期間は勤務開始から緊急事態宣言が解除されるまで。
りもーとテンプは、スタッフと在宅勤務に必要な環境をセットで提供するサービス。これまでは、PCやモバイルWi-Fiルーターをサービスの一環として有償で貸し出していたが、緊急事態宣言の再発令を受けて無償化した。今後は提供エリアの拡大や貸し出す機器の拡充を行うとしている。
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