米Facebookは3月17日(現地時間)、プラットフォーム上のコミュニティサービス「Facebookグループ」(以下「グループ」)の安全性を強化するためのポリシー変更を発表した。グループは、新型コロナ関連の偽情報拡散や米議会議事堂襲撃をあおる投稿の温床になった可能性があり、問題視されている。
まず、グループへの投稿でポリシー違反を繰り返すユーザーは、一定期間どのグループにも投稿もコメントもできなくなる。また、友達をグループに招待することも、自分で新しいグループを立ち上げることもできなくなる。
ポリシーに違反する投稿が多いグループへの規制も強化する。多数の違反があるグループには警告ラベルが付けられる。新たなユーザーが問題のあるグループに参加しようとすると、警告メッセージが表示され、参加を思いとどまらせようとする。
ユーザーが既に参加しているグループで違反が増えると、そのユーザーのニュースフィードでのグループへの投稿の表示が減る。
また、グループの管理者あるいはモデレーターがポリシーに違反する投稿を何度も承認すると、グループ全体が削除される可能性がある。
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