大日本印刷(DNP)は3月23日、VR技術を活用して仮想空間に実在の公園などの公共施設を再現する事業「PARALLEL CITY」(パラレルシティ)を始めると発表した。現実の施設が持つ機能を拡張し、生活者に新しい価値を提供して地域創生につなげる。
まずは札幌市北3条広場を再現した空間を4月末に、東京都渋谷区の宮下公園を再現した空間を5月末にオープンする。実際の地域と連動したイベントなども開発する予定。
コロナ禍で新しい生活様式への移行が進む中で、時間や距離による制限を受けない仮想空間を活用したサービスが拡大していることを受けての取り組み。DNPは今後、2025年までには全国で30拠点を構築。関連事業を含めて100億円の売上を目指す。
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