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歩きポケモンしてるとGoogleさんに叱られるGoogleさん(1/3 ページ)

» 2021年04月18日 08時21分 公開
[佐藤由紀子ITmedia]

 歩きスマホをしていると、Googleさんに叱られるようになりました。今のところPixelシリーズだけですが、ユーザーの健康的な暮らしを支援するサービス「Digital Wellbeing」に、ユーザーが歩きながらスマートフォンの画面を見ていると「前方注意」と表示する機能が追加されたんです。いくつかバリエーションがあります。

 aruki 歩きPokemon Goをしてたら叱られました

 オプトイン(自分で有効にしないと使えない)機能です。どうして歩いてるのがバレるかの細かい説明はないですが、端末のセンサーから検出するようです。オプションで位置情報追跡もオンにすると精度が上がり、屋外で歩いているかどうかも考慮するそうです。(家の中をぐるぐる歩いてみましたが、叱られなかった。)

 Digital Wellbeingは、夜ふかししてても「早く寝なさい」とお母さんのように言ってきます。あらかじめ自分で設定した就寝時間を過ぎてもスマートフォンをいじっていると、画面がモノクロになり、「寝る時間ですよー」と表示されます。「あとちょっと」と30分ずつ延長できますが、私はたいていは言うことを聞きます。

 最近使えるようになったGoogleさんの便利機能をもう1つご紹介。こちらは、スマートフォンに「Google Home」アプリが入っていて、スマート家電(Nestシリーズのスマートディスプレイとスマートスピーカーを含む)を使っている人向けです。自分が住んでいる地域の日の出と日の入りをトリガーとしてスマート家電に何かさせるというもの。例えば、日が沈んで暗くなったら部屋の照明をつける、とかです。仕事に夢中になって気がついたら部屋が真っ暗、なんてことがなくなります。

 日の入りは地域によって違うので、使うには位置情報が必要。Googleアカウントで指定した「自宅」か「職場」を選ぶようになっています。

 sunset 日没になったら照明をつける「ルーティン」を作りました

 これでいちいち音声でお願いしなくても、暗くなるとぽわっと明かりがつきます。以前から時間指定による自動操作はできましたが、日本は季節によって明るい時間の長さがだいぶ違うので、ときどき変更しなくちゃなりませんでした。ただし、不在時でもうっかりすると煌々と明るくなっちゃうので、カーテンもスマートブラインドに変えた方がいいかも(お金かかるなぁ)。

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