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» 2021年05月03日 12時00分 公開

GWにチェックしたい「バーチャル博物館」5選緊急事態宣言下のおうちコンテンツ

VR技術などを活用し、実際に足を運ばなくても展示物を鑑賞できる「バーチャル博物館」。本記事では国内のバーチャル博物館を紹介する。

[吉川大貴,ITmedia]

 2021年もゴールデンウイークが始まった。大型連休といえば旅行やレジャーなど、さまざまな楽しみが待っている。しかし、東京都などでは20年に引き続き緊急事態宣言が発出されており、不要不急の外出は避けなければいけない状況だ。

 従来であれば観光地として人気のあった博物館や美術館もこの影響を受けている。例えば、東京国立近代美術館や日本科学未来館などは、緊急事態宣言を理由に4月下旬〜5月上旬までの休館を発表している。

 一方、一部の施設は実際に客が足を運ばなくても、展示物を鑑賞できる仕組み作りを進めている。その一つがVR技術などを活用した「バーチャル博物館」だ。客はPCやスマートフォンから専用サイトにアクセスすることで、実際の展示物を使った映像コンテンツを自由な視点で鑑賞できる。

 提供されたコンテンツがVRヘッドセットに対応していれば、「Oculus Quest」などを使ってバーチャル空間に没入することも可能だ。本記事では日本の施設が提供しているバーチャル博物館をまとめる。

国立科学博物館

 国立科学博物館(東京都台東区)では、地球の生物や人類の歴史をたどる「地球館」、日本列島の自然や成り立ちを追う「日本館」をVRで再現して公開している。日本にある国立公園をテーマにした企画展「国立公園 ーその自然には、物語があるー」のVR展示も行っている。

 ユーザーは、PCやスマホを使った簡易VRで展示を鑑賞できる。日本館と地球館については、日本語に加えて英語版も提供している。

埼玉県立自然の博物館

 埼玉の自然や伝統を紹介する「埼玉県立自然の博物館」(埼玉県秩父郡)では、360度カメラで撮影した館内の様子を公開している。VR展示は同博物館の公式YouTubeチャンネルとひもづいており、ユーザーはバーチャル空間内で展示物の解説映像を鑑賞できる。スマホやPCに加え、「Oculus Quest 2」での閲覧に対応している。

さいたま水族館

 埼玉県の県営公園内に開設された「さいたま水族館」(埼玉県羽生市)では、館内の水槽の様子などを360度カメラで撮影した「バーチャルさいたま水族館」を公開している。

 埼玉県立自然の博物館と同様、VR展示が公式YouTubeチャンネルとひもづいており、ユーザーはコツメカワウソなどが泳ぐ様子などをバーチャル空間内で鑑賞できる。スマホとPCに対応しており、近日中にOculus Quest 2での鑑賞もサポートする。

小樽市総合博物館

 小樽市総合博物館(北海道小樽市)では、北海道小樽市の歴史をたどる「運河館」と、蒸気機関車などの場外展示をVRで再現して公開している。このうち運河館の展示はOculus Questや「Oculus Go」といったVRヘッドセットでの閲覧に対応している。

Google Arts&Culture

 米Googleが提供する文化遺産コンテンツサービス「Google Arts&Culture」では、世界各地の博物館のバーチャルツアーを提供している。

photo 日本のコンテンツ一覧

 Googleマップのストリートビュー機能を活用したもので、日本では国立西洋美術館、東京国立博物館、東京国立近代美術館などのバーチャルツアーがある。いずれもPCやスマホ向けに提供している。

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