米Verizonは5月3日(現地時間)、AOLや米国版Yahoo!を担うメディア部門Verizon Mediaを、米プライベードエクイティ(PE)ファンド大手のApollo Global Managementに売却することで合意したと発表した。取引総額は50億ドル(約5460億円)。メディア部門は独立したYahooという企業名の企業になり、Verizonはその株式の10%を保有する。取引は年内完了の見込みだ。
Verizon Mediaは、Verizonが2015年に約44億ドルで買収したAOLと、2017年に約45億ドルで買収したYahoo!の主要事業を統合したメディア部門。TechCrunchやEngadgetなどのメディアも擁する。
Verizonは数年前からメディア事業を縮小していた。2019年にはTumblrを売却し、昨年HuffPostを米BuzzFeedに売却した。今年の4月には5月4日に「Yahoo Answers」を終了すると発表した。
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