電動バイク、電動キックボードを開発してきたglafit(グラフィット)は、車道も歩道も自転車道も走れるモビリティ「モビチェン」(市販価格未定)を展示していた。
ナンバープレートが付く車両は人力のみで動かす場合であっても歩道・自転車道の走行は禁じられているが、同社は新技術等実証制度を用いて新たな取り組みにチャレンジ。バッテリーが切れた際は普通自転車として扱える仕様となるように作り込んでいる。
プロトタイプには、折りたたみ式のナンバープレートカバーが備わっている。このカバーは電動バイクの状態から、シートに座ったまま動かすことはできない。車両を降り、モーターの電源を切り、ナンバープレートカバーを固定しているボタンを押して、レバーを上げる必要がある。
なおモビチェンのベースとなった電動バイク「GFR-02」は、電動モーターでは登れない急坂でもペダルをこぐことで登坂力を高められるハイブリッドモードを盛り込んでいる。いわば電動バイクの人力アシストといえよう。
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