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» 2021年06月16日 10時20分 公開

Google、Androidの7つの新機能予告 「メッセージ」のE2EEや★追加など

GoogleはAndroidに今夏ごろに追加する予定の7つの新機能を紹介した。「メッセージのE2EE対応や重要なメッセージに★をつけること、アシスタントのショートカットの増加などだ。

[佐藤由紀子,ITmedia]

 米Googleは6月15日(現地時間)、今夏Android端末で提供する予定の7つの新機能を紹介した。既に一部地域で提供しているものや、日本ではすぐには提供されないものも含むが、ここで紹介しておく。

「メッセージ」のE2EEが可能に(1対1のみ)

 Androidアプリ「メッセージ」でのエンドツーエンド暗号化(E2EE)を、「Rich Communication Services(RCS)」プロトコル採用のチャット機能を有効にしている1対1のユーザー同士のチャットで有効にできるようにする。

 チャットするユーザーの双方が「メッセージ」アプリをインストールし、チャット機能を有効にしている必要がある。E2EEが可能な場合、送信ボタンの横に小さな錠前のアイコンが表示される。

 e2ee

 この機能は昨年11月にテストを開始したもの。現在ロールアウト中のようだ。

「メッセージ」で大事なメッセージに★

 Androidアプリ「メッセージ」で、例えばWi-Fiのパスワードなど、後で参照したいメッセージに★を付けられるようになる。

 ★を付けたいメッセージを長押しすると画面上部に★が表示されるので、これをタップする。スレッド上で★が表示されるようになるだけでなく、[検索]→[カテゴリ]→[Starred](英語版)に保存される。


 この機能は「向こう数週間中に」ロールアウトする見込みだ。

「ねえGoogle、Twitterで○○を検索」などが可能に

 shortcut

 Googleアシスタントのショートカット機能に対応するアプリが増えた。ショートカットは昨年10月に米国でロールアウトした機能。アプリ側が対応していれば、例えば「ねえGoogle、Twitterで○○を検索」と言うだけでTwitterアプリが開き、○○の検索結果が表示される。

 どんなショートカットを使えるのかは、[設定]の検索で「ショートカット」を検索すると表示される。アプリの一覧で追加したいショートカットの(+)をタップすると利用できるようになる。

「Voice Access」で視線検出採用と「$」などの入力機能

 「Voice Access」は、Googleが2016年に発表した、音声でのAndroid端末の操作を可能にするアクセシビリティアプリ。端末のマイクに向かって音声で命令することで操作できる。

 視線検出技術を採用することで、ユーザーが端末を見ずに声を発してもそれを命令と勘違いしないようになる。つまり、誰かと会話しながらVoice Accessを使う際、会話と命令を端末が区別しやすくなるということだ。

 視線検出技術は、「Look to Speak」アプリながらスマホ警告でも採用している。


 この機能はまだβ版だ。

 また、Voice Accessでのパスワード入力の負担を軽減するために、パスワード入力中と認識すると、「$(ドル記号)」や大文字を音声で指定できるようになる。この機能がどの言語に対応するかなどは不明だ。

「Android Auto」のカスタマイズ、メッセージ送信の改善

 カーナビアプリ「Android Auto」をスマートフォンから直接ランチャー画面をカスタマイズしたりダークモードを手動で設定できるようになる。また、メディアアプリのタブが追加され、「トップに戻る」オプションやスクロールバーの改善などが行われる。

 さらに、ランチャー画面から直接「メッセージ」や「WhatsApp」などのアプリの着信を読んだり送信したりできるようになる。

 これらの機能はAndroid 6.0以降搭載のAndroid端末を互換性のある車に接続している場合に利用可能。

「Emoji Kitchen」がコンテキスト対応に

 昨年2月に一部の地域で提供開始した2つの絵文字を合成した絵文字を選べる「Emoji Kitchen」に、入力したテキストの内容に合う候補が表示されるようになる。

 この機能はGboardの英語、スペイン語、ポルトガル語での入力にのみ対応する。

地震警報の提供範囲を拡大(日本はまだ)

 昨年8月に発表したグローバルな地震検知ネットワーク「Android Earthquake Alerts System」の提供地域にトルコ、フィリピン、カザフスタン、キルギス共和国、タジキスタン、トルクメニスタン、ウズベキスタンを追加した。

 地震リスクの高い地域を優先しており、今後も徐々に範囲を拡大していくとしている。

 quake

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