米Googleは10月8日(現地時間)、音声アシスタント「Googleアシスタント」をサードパーティー製を含むAndroidアプリに対応させたと発表した。まずはTwitterやSpotifyなど、「米国のGoogle Play Storeのトップ30のアプリ」で利用可能だ。
アプリを起動するだけでなく、例えば「ねえGoogle、Spotifyでモチベーションミックスを見つけて」と言うことでSpotifyで特定のプレイリストを再生したり、「Twitterでツイートする」と言うことでTwitterの新規投稿画面を開くことができる(筆者の環境では後者の命令でTwitterのタイムラインが表示された)。
米Droid Lifeによると、現在Citi、Dunkin、Paypal、Wayfair、Wish、Uber、Yahoo! Mail、Nike Adapt、Nike Run Club、Spotify、Postmates、Grubhub、MyFitnessPal、Mint、Discord、Walmart、Etsy、Snapchat、Twitter、YouTube、Google Maps、Instagram、Twitch、BestBuy、Cartoon Lensが対応している。
なお、日本ではLINEがすでにGoogleアシスタントに対応している。
さらに、よく使う命令をショートカットにする機能も発表した。例えば「Nike Adopt」アプリでシューズのフィット感を調整する際、「Hey Google, tighten my shoes with Nike Adapt」と言う代わりに「Hey Google, lace it」というショートカットを登録しておけば、より簡単に操作できる。
ショートカットを登録するには、Google Homeアプリを起動し、[アシスタントの設定]→[サービス]タブ→[ショートカット]を開き、「探す」タブにアプリ名が表示されれば、そのアプリのショートカットを作成できる(筆者はTwitterやYouTubeなど、対応するアプリをインストールしている端末でもアプリは表示されなかった。発表文には明示されていないが、今のところ米国のみの機能なのかもしれない)。
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