EVの利便性の1つに、自宅充電があります。1時間につき約20km分と充電速度は遅いのですが、計算上は、8時間で160km分をまかなえるので、普段使いであれば問題ありません。帰宅後にiPhoneを充電する感覚です。ガソリンスタンドの価格を見て一喜一憂する生活とはさよならです。
納車前に、自宅駐車場にEVコンセントを設置しました。電気屋さんにお願いして分電盤から屋根裏を通して30Aに対応した太い電源ケーブルを駐車場脇の壁に引っ張り、200VのEV用コンセントを取り付けてもらいました。
壁にはもともと100Vの屋外コンセントがありましたが、100Vではさらに時間がかかります。また、日産が公開している「EV普通充電用電源回路ガイドライン」には、100Vの屋外コンセントに関して、「このコンセントは絶対に使用しないでください」と赤文字で危機感を煽る書き方をしています。家を燃やしたくないので、はい、絶対にしません。
充電の様子は、Teslaモバイルアプリで逐次確認できます。筆者は、自宅の電気契約を「東急でんき」の「EV応援プラン」にしています。通常は、1kWhあたり28.95円ですが、深夜1時から5時までは、20.26円と約3割安になります。
納車後最初の休日に三浦半島の先まで119kmをドライブしました。計算上の電気代は約468円でした。以前所有していたメルセデス・ベンツは、市街地6〜7Km/L、高速道路約13Km/Lなので平均燃費約10Km/Lだとして、ハイオク164円/Lだと、燃料代約1950円という計算になります。約24%のエネルギーコストでドライブできたわけです。まあ、以前のクルマは前世代のV6エンジンなので、比較対象として、燃費悪すぎなのはお許しあれ。
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