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危機に陥るとヘビメタ版バッハで威嚇するクルマ そんなTesla Model 3の暴力的加速を堪能した走るガジェット「Tesla」に乗ってます(5/5 ページ)

» 2021年09月24日 14時15分 公開
[山崎潤一郎ITmedia]
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「トッカータとフーガ・ニ短調」が大音響で鳴り響く

 最後に、Teslaのセントリー(見張り)モードという機能を紹介して筆を置きます。その名が示す通り、駐車中、車載カメラおよび車載センサー を使用して周囲の監視を行ってくれます。ロケーション設定が行えるので、あらかじめ任意の場所を設定しておくと、Model 3から離れると自動でセントリーモードが起動します。アプリを利用して、降りてから遠隔で起動することも可能です。

photo 人が接近すると前後左右の様子がさかのぼってアーカイブされるので、後から確認できる

 ショッピングセンターの駐車場で試してみましたが、人が近くを通るたびに録画され、一定以上近づくとフラッシュライトが一瞬発光するので、通行人を驚かしているのではないかと心配になります。

 先輩Teslaオーナーによると、明らかな脅威と判断された場合は、ヘビーメタルバージョンにアレンジされたJ・S・バッハの「トッカータとフーガ・ニ短調」が大音響で鳴り響くそうです。

 イーロン・マスクが予告して、それが実装されたそうなのですが、これは強力だわぁ。

著者プロフィール

山崎潤一郎

音楽制作業の傍らライターとしても活動。クラシックジャンルを中心に、多数のアルバム制作に携わる。Pure Sound Dogレコード主宰。ライターとしては、講談社、KADOKAWA、ソフトバンククリエイティブなどから多数の著書を上梓している。また、鍵盤楽器アプリ「Super Manetron」「Pocket Organ C3B3」「Alina String Ensemble」などの開発者。音楽趣味はプログレ。Twitter ID: @yamasakiTesla


 次回は、Teslaのガジェットな一面をさらに掘り下げてみたいと思います。

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