Model 3に標準装備されている「オートパイロット」は、オートステアリング、クルーズコントロール、緊急回避アシストといった運転支援機能を組み合わせたシステムの総称です。この機能は、高速道路だけでなく一般道でも使用可能です。ただし納車時、この機能を「高速道路等の自動車専用道でのみ使用する」こと、「全てはドライバーに責任がある」ことなど、重要事項の告知とそれに同意する旨の誓約書にサインをしました。
あくまでも運転支援なので、ドライバーはちゃんと前を見てハンドルに手を添えておく必要があります。実際、オートパイロットをオンにしていると、「ハンドルに手を添えろ」といった意味のアラートがしばしば表示されます。煩わしいのは、ハンドルに手を添えているにもかかわらずアラートが出る点です。
手を添えているか否かの判定は、ハンドル のトルクセンサーで行っているそうで、トルクを感知しない状態が数秒続くとアラートが出ます。高速道路では軽く手を添えるだけなのでトルクを感知してくれず比較的頻繁にアラートが出ます。そのときは「遊び」の範囲内でハンドルを意識的にクイックイッと動かしてやる必要があります。
筆者の場合、オートパイロットをオンにした瞬間、毎回グイっと左側に軌道修正されてしまいます。これは筆者がレーンの中央ではなく右寄りを走る癖があり、オートパイロットが修正舵を入れるためにこのような現象が起きます。
また、車載カメラでレーンの白線を認識しているので、レーンがなくなればアラートが出てオートパイロットは強制解除されてしまいます。下の写真は、第三京浜道路の保土ケ谷料金所手前です。急に白線がなくなったので警告音が鳴りオートパイロットが強制解除されました。
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