“穴あきSSD”販売でPCパーツショップが謝罪 「破壊しそこねたものでは」との声で
中古のPCパーツなどを取り扱うPCショップEYES秋葉原店は11月11日、同店が本体に穴の開いた中古SSDを販売し、SNSで批判を受けていた件について「“誤って穴が開けられたSSD”を販売して心配を掛けた」として謝罪した。
EYES秋葉原店は2日にTwitterで「外装難あり品」として本体に穴が開いたSSDを入荷した旨を告知。1個当たり1380円から3780円で販売を始めた。これに対しTwitterでは「物理破壊によるデータ削除をしたときに開いた穴に見える」「物理破壊し損ねたSSDでは?」「これを売るのは企業倫理としてどうなのか」など、難あり品とされていたものがデータ流出を防ぐために破壊処理されたSSDの可能性があることから、販売に対して批判の声が上がった。
これについてEYES秋葉原店は「仕入元業者から、間違って穴が開けられたSSDのデータ削除を依頼され、NSA方式でデータを上書き消去した」「その後、当該SSDを仕入元業者から商品として仕入れて販売した」と説明。データ流出の恐れがあると指摘を受けた点や、当該ツイートを削除した点について「誤解を招いた」として謝罪した。今後は、心配や誤解を招くような商品を取り扱わないよう注意するとしている。
データ削除をしたSSDが流通することはあるか
HDDやSSDに保存されたデータを削除するサービスを提供する業者の中にはデータ削除済みのドライブを二次流通させるところもある。しかし、物理破壊によるデータ削除を行ったドライブは使用不可になるため一般的には二次流通できない。
EYES秋葉原店は「物理破壊し損なったSSDを販売しているのでは」との指摘に対して「誤って穴を開けられたもの」と説明。穴が開いた経緯や仕入元業者名は明かしていない。ITmedia NEWSは仕入の経緯について取材したが、ショップ運営元のPC EYES(東京都台東区)は「担当者不在のため答えられない」とのみ回答した。
Twitterでは「SSDにNSA方式のデータ消去は不適切ではないか」との声もある。NSA方式は計3回のデータ上書きによりデータを削除する手法。SSDの場合はあらかじめ特殊な処理をしないと基データが残ってしまう可能性があるため不十分とする見方もある。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
この記事の著者
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
「命の砂時計」連呼のGMO会見──熊谷代表の発言にXではツッコミ続出
-
2
GMO熊谷代表、涙の謝罪会見でも“熊谷節”さく裂──「31年間、もうけるという言葉は使ったことがない」
-
3
GMO熊谷代表、会見で改めて謝罪 SNS投稿巡り「配慮が欠けていた」
-
4
ロゴ画像用の公開領域に顧客ファイルも保存 GMO系シングルサインオン、4.5万人分漏えい
-
5
アットコスメ、会員約300万人分の情報漏えい 不正アクセスで
-
6
ニコニコレンタカー、免許証画像の事前登録を廃止 保存済み画像も全削除 サイバー攻撃の増加受け
-
7
楽天証券、顧客情報362件が漏えいか NTTデータ委託先に不正アクセス
-
8
総務省、GMO攻撃者サイトの「ブロッキング」を通信各社に要請 報道
-
9
無印良品、不正アクセスで最大2726万件の会員情報漏えいか 退会済みのユーザーも対象
-
10
渦中のGMO、熊谷代表の発信は“火に油”か? 「経営トップが自ら広報」の功罪
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR