NECは12月7日、遠隔地から犬や猫の様子をLINE上で把握できる同社のサービス「waneco talk」に、猫の排せつ時に飼い主へLINEメッセージを送信するオプションを追加すると発表した。カメラ付き猫用トイレ「Toletta」を提供するトレッタキャッツ(神奈川県藤沢市)と協業し、2022年1月からサービスを始める。
このオプションでは、猫が排せつをすると「トイレしたにゃ〜!」や「用を足したとこ…」などのせりふと、Tolettaが撮影した猫の写真をLINEで飼い主に送信する。これにより、飼い主は離れていても猫のトイレ回数やその様子を、猫と会話をしているような感覚で確認し、健康管理ができるという。
今後は、Tolettaが取得した排せつデータをNECのAI技術で分析し、異常があった際にはその変化を飼い主に通知する機能の追加も予定する。
トレッタキャッツとの協業の経緯についてNECは「在宅期間が長くなった影響で、猫を新たに家族として迎える人が増えている。トイレの回数を知ることは、猫の健康管理で重要な要素だが、日々回数を知るのは難しい。より簡単にかつ楽しく猫のヘルスチェックをするために協業に至った」と説明している。
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