米Microsoftのパノス・パネイCPO(最高製品責任者)は1月26日(現地時間、「A new era of the PC」(PCの新時代)と題したブログで、「Windows 11」の2022年のアップデートについて説明した。「2022年半ばという当初の計画より早く、可用性の最終段階に入っていることをお知らせする」という。
延期されていたMicrosoft Store経由でAndroidアプリをダウンロードできるサービスも、このアップデートで「公式プレビューとして」提供するとしている。
このサービスは、Microsoft Storeに接続された「Amazonアプリストア」に登録されているAndroidアプリをダウンロードできるというものだ。つまり、米Googleの公式アプリストアではなくいわゆる「サイドロード」で、Google公式アプリなどは含まれない。
このアップデートでは他に、Windowsアプリの「メモ帳」と「Windows Media Player」、タスクバーの改善(タスクバーに天気予報を追加することを含む)、ウィンドウ共有機能の追加なども行う見込み。
パネイ氏は、Windows 11のインストールについての具体的な数字は挙げていないが、「Windows 10の2倍の速度で受け入れられている」と語った。また、すべてのWindows搭載PCの月間アクティブ台数が14億台を超え、Windowsで費やされる時間はパンデミック前のレベルを10%上回ったと語った。
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