警察庁の公式Webサイト内に掲載されていた「仮想通貨を採掘するツール(マイニングツール)に関する注意喚起」が削除されていることが、2月3日に分かった。
米Internet Archiveのアーカイブ閲覧サービス「Wayback Machine」では1月21日までWebページの掲載を確認できており、1月28日以降は「ページが見つかりません」と表示がされて内容を確認することができなくなっている。
警察庁の公式WebサイトやTwitterアカウントなどでは、削除理由に関しての情報発信は2月3日時点で確認できていない。
この注意喚起は、仮想通貨のマイニングツール「Coinhive」を設置した複数のサイト運営者を神奈川県警が摘発したことを受けて、2018年6月から警察庁が掲載したもの。この件で略式起訴された、Webデザイナーのモロさんは刑事裁判を請求。最高裁判所は1月20日に二審の有罪判決を破棄し、無罪と判断していた。
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