「CloudReady 2.0にようこそ」と言われました(Chrome OS Flexにようこそ、ではなく)。まだ早期プレビュー版なんで。
このままSDカード内のOSでしばらく試すこともできますが、失うものは何もないので、思い切ってMacBook AirをChromebook化します(早期アクセス版ということは、問題が発生する可能性が高いよ、ということなので、大切なMacやPCでは真似しないでください)。
インストールにかかった時間は測り忘れましたが、それほど待ちませんでした。後は普通のChromebookと同じようにGoogleアカウントでログインすればすぐに(Chromebookユーザーにとって)お馴染みの環境になります。
まだあまり使い込んではいませんが、今のところ特に問題は発生していません。USキーボードなので入力変換どうやるんだろうと思いましたが、コマンド+スペースで切り替えられるし。起動音がMacBook Airのままなのも気に入りました。
ただ、Chromebookのウリである、起動の速さは、少なくともうちのMacBook Airでは再現できませんでした。Detachable CM3の電源ボタンを押してからログイン画面が表示されるまでの所要時間は13秒のところ、MacBook Airはじゃ〜んからログイン画面表示まで40秒。ちなみに、M1搭載のMac miniは、松尾公也さん調べでは14秒だそうです。さすが。
小寺さんも書いておられるように、プリンタの問題はありますが、カフェでノマドる分には問題なさそうです。あとは、Androidアプリをインストールできないのもちょっと残念。これはそのうちできるようになるでしょう。
CloudReadyではできなかったことがいろいろできるようになりました。Googleアシスタントが使えるし、Chrome OSと同じアップデートサイクルになるし、ニアバイシェアやファミリーアカウントなど、つまり、公式OSでできることができるようになりました。
せっかく作ったブータブルSDなんで、これを持ち歩いて、「死蔵してるPCやMacを復活させませんか?」と知り合いのお宅を行脚したくなりました。
インストールは簡単だったので、これは企業ユーザーさんにもお勧めできそう。Windows 11にアップグレードできないPCがたくさんある会社は、検討の余地ありでしょう。
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