この記事は新野淳一氏のブログ「Publickey」に掲載された「アジア太平洋地域における2021年第4四半期のクラウドインフラ市場、1位AWS、2位アリババ。日本は1位AWS、3位に富士通。Synergy Research Group」(2022年4月4日掲載)を、ITmedia NEWS編集部で一部編集し、転載したものです。
調査会社の米Synergy Research Groupは、アジア太平洋地域におけるクラウドインフラ市場についての調査結果を3月2日付けで発表しています。
これはIaaS、PaaS、ホステッドプライベートクラウドの売り上げの合計を推計したものです。
アジア太平洋地域でのトップは、グローバルにおいて圧倒的なリーダーとして君臨する米AWS。2位は中国での圧倒的なリーダーであるAlibaba、3位に米Microsoftとなっています。
日本に目をやると、1位と2位は順当にAWS、Microsoftと並んでいますが、3位に富士通、4位にNTTと、国内ベンダーが健闘しています。
Synergy Research Groupによると、アジア太平洋地域のクラウドインフラストラクチャサービスの売り上げは世界市場の3分の1を占め、年間成長率は40%以上。北米やEMEA(ヨーロッパ、中東、アフリカ)市場よりもはるかに急速な成長を続けています。
中でも最も高い成長率を示しているのはインド。国別で最大の市場は中国で、日本、インド、韓国、オーストラリア、香港がこれに続いているとのことです。
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