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「脳がバグる」 200種類の“白”の中から目的の白色を探すゲームが話題 開発者は競技プログラマー

» 2022年05月12日 18時23分 公開
[松浦立樹ITmedia]

 200種類ある白色の中から、お題と同じ白色を探すゲーム「White 200」が注目を集めている。競技プログラマーの百千万億 萬(@TumoiYorozu)さんが5月11日、Webブラウザ向けゲームとして無料公開したもので、実際に遊んだユーザーからは「難しすぎる」や「白のはずなのに 赤青緑黄色が見えてきて脳がバグる」などの声が出ている。12日には「White 200」がTwitterトレンド入りした。

「White 200」のゲーム画面

 200個のタイルの中から、画面左上に出るカラーコードと同じ白色のタイルをクリックできるまでの時間を計測するルール。スコアも計測可能で、より少ないクリック数で目当ての色を見つけられれば評価が高くなる。

 正しいタイルをクリックすると新たなお題と200個のタイルが現れ、再度ゲームに挑戦できる。

1回目のゲームをクリアすると、チュートリアルが終了し、白さがより増した本番が始まる

  White 200を作った背景について、開発者の百千万億 萬さんは「白は200色あんねんって事を感じてほしくて制作した。白というと純色の『#ffffff』を思い浮かべる方も多いが、純色は自然界には存在しない特別な色。デザインなどでは純色を避けたさまざまな白が好まれて使われている」と編集部にコメント。

 ゲームのプレイヤーに対しては「みんな狂気のゲームを遊んでくれてうれしい」としている。百千万億 萬さんはGitHubでゲームのソースコードも公開している。

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