「Snapchat」を手掛ける米Snapは6月29日(現地時間)、サブスクリプション版サービス「Snapchat+」を発表した。月額3.99ドル(約540円)で、無料版では提供しない機能や、テスト段階の新機能を利用できる。
まずは、米、カナダ、イギリス、フランス、ドイツ、オーストラリア、ニュージーランド、サウジアラビア、アラブ首長国連邦で提供を開始し、提供地域を段階的に拡大していく計画だ。
同社は米The Vergeに対し、広告非表示機能はないと語った。
Snapの主な収益源は2014年から表示している広告だ。現在の利用者数は公称3億3200万人。サングラスやドローンも販売している。
基本的に無料のSNSに有料のサブスクリプション版を追加する動きとしては、Twitter(月額2.99ドル)やTelegram(価格はまだ発表されていないが既に利用しているユーザーによると月額4.99ドル)が先行する。
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