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14年間で初の大幅デザイン変更を受けたシン・MacBook Airの実力 M2搭載で大幅性能向上だけじゃない【先行レビュー】(3/5 ページ)

» 2022年07月14日 22時00分 公開
[村上タクタITmedia]

細部に渡って最新仕様にアップデート

 キーボードはシザー式で、一時期採用されていたバタフライキーボードよりもストロークがあり、やわらかく安心できる打ち心地だ。気に入る人は多いと思う。キートップをよく見るとわずかに凹面状になっており、これも打ち心地の良さをサポートしている。

photo ストロークが大きめで打鍵感の良いキーボード。以前のバタフライ型よりかなり打ちやすい

 キーボードの一番上段、Touch IDとファンクションキーの部分がフルハイトになっているのはMacBook Pro 14/16インチと同様。これも新しい世代のMac共通のデザインだ。

photo フルハイトになったファンクションキーとTouch ID。Touch IDの大型化は認証性能を向上させるためなのだろうか?

 コネクターは従来からのThunderbolt/USB 4ポート×2に加えて、MagSafe電源ポートが設けられた。従来の仕様だと、SDカードリーダーから外付けSSDにコピーするような時に電源ケーブルを外さなければならなかったが、電源を別に設けたことでコピーなどの作業がしやすくなった。

 また、一番頻繁に使う電源を別ポートとすることで、コネクターへの負担も下がるし、もちろんMagSafeは引っ張られた時に外れてくれるので、不慮の事故を防げるという意味でも安心感が大きい。

photo MagSafeの復活を歓迎する人は多い。

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