スポーツ専門動画配信サービス「DAZN」を運営するDAZNジャパンは7月21日、イングランドのプロサッカー1部リーグ「プレミアリーグ」について、来シーズン(2022/23シーズン)の放映権を獲得できていないと明らかにした。一方、動画配信サービス「ABEMA」を運営するサイバーエージェントは同日、配信が決定したと発表した。
プレミアリーグ2022/23シーズンの日本での放映/配信権は、スポーツ専門の動画配信サービス「SPOTV NOW」(旧称SPOZONE)を運営するLIVE SPORTS MEDIAの親会社、ECLAT MEDIA GROUPが獲得した。SPOTV NOWでは全380試合を生配信する他、主な試合には日本語による実況と解説も付ける。料金は月額1300円。
ABEMAは114試合を配信する。一部は「AMEBAプレミアム」限定となるが、8月6日の開幕戦を始め、ブライトン所属の三笘薫選手のプレミアリーグ初出場試合、冨安健洋選手が所属するアーセナルの全試合などを無料生配信するとしている。
一方、昨年までプレミアリーグを配信していたDAZNは21日、公式サイトで利用者に向けて「プレミアリーグ放映権獲得に向けて関係各所と交渉を続けて参りましたが、残念ながら現時点では来シーズンにおいての権利獲得に至っておりません」と報告。今後も「引き続き尽力する」とした。
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