AUTOモードでガスタンク。カラッとした快晴ではないけれども、階調は滑らかで色もいい。廉価な沈胴式レンズながら解像感もしっかりしててさすがのニコンだ(16-50mm 16mm 1/500秒 F8 ISO100)
シャッタースピードは最高で1/4000秒。基本はメカシャッターと電子先幕シャッター。電子シャッターを使うときは「サイレントモード」を選ぶが、電子シャッターだからといって最高速が上がるわけではない。このあたりもZ 50やZ fcと同じだ。
AFは人物検出と動物検出を搭載。AFモードの種類や内容は2021年に出たZ fcと同じで。機能面ではZ fcを継承してると思って良さそうだ。
Z 30のAFモード。WIDE-Lとオートエリアに「人物」と「動物」がある。AFは速くてけっこう賢い
動物オートエリアAFで猫の瞳を認識したときの図。瞳をしっかりと捉えている
ISO感度は最高でISO51200でさらに拡張ISO感度を使える。画素数が抑えめな分か高感度には強い仕様だ。ちょいと暗い部屋でうちの黒猫を撮ってみた。動きをある程度止めるべく1/500秒にしたらISO22800に。でもこのくらいなら使える。
飼い猫に指を噛まれた瞬間の図。明るくない室内だが高速シャッターで超高感度で撮影。ISO20000を超えても十分使える写りだ(16-50mm 26mm 1/500秒 F4.5 ISO22800)
さらに感度を上げてみた。夜の暗い団地の公園だ。ISO45600である。暗部を見ると確かにノイズが乗ってディテールはもやっとしてるけど、超高感度であることを考えると、十分イケてる。
夜遅くの団地。全体に白トビを抑え気味でハイライト部もしっかりしている。さすがにノイズは乗るが、ISO45600である(16-50mm 16mm 1/25秒 F5.6 ISO45600)
モニターはタッチパネル搭載のバリアングル式。画面上で被写体をタップするとそれに対して被写体追尾AFが働く。タッチパネルを駆使するのが快適だ。
バリアングル式モニター。104万ピクセル
モニターを開いて腰の高さから招き猫。動物優先AFが瞳を認識してくれた(16-50mm 50mm 1/1000秒 F6.3 ISO100)
オートでラーメンを。タッチパネルでさっとフォーカス対象を指定できるのはいい。オート時でも露出補正が可能なのもよし(16-50mm 23mm 1/125秒 F4.2 ISO1000)
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