夏期は一般車規制がしかれる富士スバルラインですが、電気自動車であれば通行許可証がもらえます。
標高約2300メートルに位置する五合目を往復した場合、燃費ならぬ電費がどうなるのか試してみました。結果は、麓の料金所出発時、バッテリー残69%でしたが、五合目到着時は55%にまで減っていました。電力消費量は9.5kWhという結果です。
そして、五合目からの下山出発時、なぜかバッテリー残53%になっていました。理由は定かではありません。ただ、かなりの悪天候だったので、駐車場でエアコンをつけて待機していたことから、2%を消費したのかもしれません。そして、麓に到着したときは、58%まで回復していました。下り坂での回生電力量は、-3.25 kWhという結果です。
待機時の2%消費を除いた、上り下り距離48.79kmの実質消費量は、6.25kWhでした。暑い夏の盛り、我が家のリビングの23畳用エアコンを10時間程度運転したのと同じ消費量です。電費7.8km/kWhとなり、平地を省エネ走行した場合とほぼ同等だとお考えください。
著者プロフィール
音楽制作業の傍らライターとしても活動。クラシックジャンルを中心に、多数のアルバム制作に携わる。Pure Sound Dogレコード主宰。ライターとしては、講談社、KADOKAWA、ソフトバンククリエイティブなどから多数の著書を上梓している。また、鍵盤楽器アプリ「Super Manetron」「Pocket Organ C3B3」「Alina String Ensemble」などの開発者。音楽趣味はプログレ。Twitter ID: @yamasakiTesla
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