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円安下の良心価格「Pixel Buds Pro」は家の中でも活躍できそうGoogleさん(3/3 ページ)

» 2022年08月01日 07時00分 公開
[佐藤由紀子ITmedia]
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ちょっと太った

 ハードウェア的な話では、先代よりケースも本体もちょっと太りました。ノイキャンの仕組みなどのためと思われます。

 case ケースの大きさ比べ(左がProくん)
 buds 本体の大きさ比べ(左がProくん)

 ケースはそれほど気にならないサイズ変更ですが、本体はかなりもっこりした印象。

 anc ノイキャンのせいで太った

 耳に入れてしまえば外から見た感じは意外とコンパクトです。

 buds 2 耳に入れた状態

 ただ、本体から「固定用アーチ」がなくなったので、取り出しにくくなりました。何度か取り出しそこねて落としました(家の中で良かった)。

 それに、あのアーチのお陰で耳の形がイヤフォン向けじゃない私でも、ぽろっと落とさずに使えていたので、なくなったのはとても残念。

 Proくんは、たぶん人間工学的によーく考えられたデザインで耳にはまるようになっていて、最終的な調整は3サイズ用意されているイヤーチップで行うようになっています。

 音が漏れてないかチェックしてくれるAI機能もついてて、どのイヤーチップが合うのか自分で判断できるのもGoogleらしい。

 でも、残念ながら私の左耳はやっぱり規格外なようで、一番大きいイヤーチップでも「音質は良好です」のお墨付きがもらえませんでした(泣)。

 chip イヤーチップのフィット感の確認。右耳だけ合格

 で、何度もためしていたら、そのうち「もっと静かなところじゃないと確認できません」と言われちゃいました。

 chip 2 さっきと同じ場所でやってるのに……

 Proくんを母艦から削除してペアリングし直したらまたできるようになりました。

 これもProくんのせいというより、Bluetoothの問題だと思います。私はBluetooth接続の補聴器を使っているんですが、これも接続が非常に不安定で、よく接続し直しています。だから、Proくんがうまく機能できなくなっても「はいはい、また設定しなおそうねー」と独り言を言いながらペアリングし直したりしています。

 Pixel 6aを買ったら「Pixel Buds A-Series」がついてきちゃった、という人にはあえてお勧めしませんが、耳の形が平均的で、ビデオ会議を頻繁にやっていて、Androidスマートフォンによく着信が来る人にはとてもお勧めです。

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