米Metaは8月4日(現地時間)、小売業者向け動画サービス「Facebook Live Shopping」を10月1日に終了すると発表した。
「消費者の視聴行動が短い形式の動画にシフトしているため、Metaはリールにフォーカスを移している」という。
Facebook Live Shoppingは、同社が2020年5月に立ち上げた小売業者向けサービス「Facebook Shop」の機能の1つとして提供している。商品を紹介するライブ動画を配信し、視聴しているユーザーがこれをタップすることで商品の詳細を確認し、その場で購入もできるというものだ。
Metaは、10月1日以降は「動画を通じてエンゲージメントを高めたい場合は、リールおよびリール広告を試す」ことを勧めている。
MetaはTikTok対抗のリールを強力に推進しており、7月にはInstagram上の15分未満の動画はすべて自動的にリールとして扱うと発表した。
こうした動きに反発するユーザーもいるが、Instagramトップのアダム・モッセリ氏は「われわれには動画への(ユーザーの)シフトは止められない」と、短い動画へのシフトは進めると語った。
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